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店長コラム

桃の節句~穢れを祓い、身を清める日

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雛まつりは元々「上巳の節句(じょうしのせっく)」と言われており、紀元300年頃の古代中国で起こった「上巳節」を起源としています。「上巳」(じょうし・じょうみ)とは旧暦の3月「上旬」の「巳(み)」の日を意味しており、中国ではこの日に川の水で身を清め、不浄を祓った後に宴を催す習慣があったそうです。これが日本に伝わり、今日の「雛まつり」(桃の節句)となりました。
そもそも、季節の変わり目には災いをもたらす邪気が入りやすいと考えられており、五節句のひとつである「桃の節句」もやはり本来は邪気を祓い、身を清める日であったわけです。

五節句とは・・・?

五節句とは、1月7日(人日・じんじつ)、3月3日(上巳・じょうし)、5月5日(端午・たんご)、7月7日(七夕・しちせき)、9月9日(重陽・ちょうよう)であります。五節句の「節」とは、唐時代の中国の暦法で定められた季節の変わり目の事で、その日に季節の旬の植物を食べてその生命力をいただき健康を祈願したと考えられています。
1月1日(元旦)だけは別格として、1月7日(人日)が五節句のひとつになっておりますが、その他の日は全て奇数が重なる日。陰陽でとらえると奇数は「陽」の数字です。(偶数は「陰」の数字)
奇数(陽)+奇数(陽)=偶数(陰) となる故、奇数の日が重なる日は陰気の日として、邪気を避ける行事が起こったとの事。とはいうものの、偶数(陰)+偶数 (陰)=偶数(陰)となるため、偶数の日が重なっても陰気の日になりそうですが・・・奇数の「奇」は「怪しい」とか「不思議」という意味を持っているので、よけい邪気の強まる日と考えられていたのでしょうか・・・・?

不浄払いの風習~流し雛~が現代の雛祭りの原型

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「上巳の節句(じょうしのせっく)」は、日本においては平安時代に中国から伝わり、人形に人間の厄や穢れを移して川や海に流して祓う『流し雛』の風習とし て広まりました。草木や藁などで作った人形で自らの「からだ」を撫でて穢れを移した後に、その人形を川や海に流します。日本でも古くから禊(みそぎ)祓い や形代(かたしろ)という身代わり信仰があったため、中国からもたらされた「上巳節」と結びつきやすかったのかもしれません。
現在でも、各神社では6月30日と12月31日の大祓えの日に、人々の穢れを移しとった形代(紙製の人型)を川や海に流す「形代流し(かたしろながし)」の行事が行われております。これによって、半年分の邪気が祓われ、無病息災を祈願するわけです。元来、人形は愛玩具というよりは人間の邪気を移す身代わりであったようです。

江戸時代になると、形代のための簡素な人形が次第に立派な人形へと変貌し、現在のように人形を飾る形式となり、女の子のお祭りとしての「雛祭り」が庶民の 間に定着しました。しかしながら、残念なことに、この頃から本来の「上巳の節句」の在り方が変わり、ひな人形の豪華さを競うことが 「家」の財力や格などの象徴となってきたようです。

2014年の旧暦(太陰太陽暦)3月3日は、新暦(太陽暦)4月2日にあたります。桃の節句とは、桃の開花時期から命名されたとも考えられますが、桃の持つ優れたパワーが邪を祓うという説も濃厚です。

桃の花は「春の季語」ともなっておりますが、3月下旬から4月の上旬頃に開花します。桃の花の咲く頃は、季節の変わり目でもあり、体調の変化する頃合いでもあります。「桃の節句」には、春の季節を寿ぎ、自然の恵みや食べ物に感謝して、女の子のみならず、老若男女の健康と幸せを願う日として過ごしたいものですね。

 

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